小栗旬も一家で米国に…芸能人の海外移住は吉と出るのか?

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 女優の黒木メイサ(31)が一家でハワイに移住し、ハリウッド進出を狙っていると発売中の「週刊新潮」が報じている。同誌によると、事務所は「まもなくハリウッドの仕事も決まる予定」と回答したという。夫で元KAT―TUN赤西仁(35)は自身のSNSで「オレの住処勝手に決めんなよ!」と反論。とはいえ、赤西は中国ではジャニーズ時代の先輩キムタクよりも人気で、場所は違えど海外志向なのは確か。

 俳優の小栗旬(36)も、ハリウッド版ゴジラ「ゴジラvsコング」出演を機に今月、妻の山田優(35)と一家で移住したことが明らかになったばかり。なぜこうも芸能人の海外移住が進んでいるのか。芸能文化評論家の肥留間正明氏がこう言う。

「2人とも語学堪能とも聞いたことがなく、正直、ハリウッドという“宣伝効果”狙いとしか思えません。XのYOSHIKIさんですら、全米デビューに向け、事前に渡米して2年間みっちり英語を勉強しても日本英語のなまりが抜けず苦戦したのに、俳優として台本を読み込み、監督と意思疎通ができるかというとはなはだ疑問。実力でハリウッドで役を勝ちとった渡辺謙さんはレアケースだとわかっているのかどうか。小栗さんのゴジラは、日本の客を取り込めるかもしれないというプロデュース側の意図が働いてのことかもしれないし、ハリウッドで継続的に仕事を続けられるとは思えません。黒木さんも具体的な作品が決まっていないとなれば“絵に描いた餅”。論評に値しないとしか言えません」

 そういえば昔、松田聖子も全米デビューというふれ込みでアメリカに行っていたっけ……。

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