米倉涼子が公表「低髄液圧症候群」は意外に厄介な病気

公開日: 更新日:

 女優の米倉涼子(44)が7日、新ドラマ「ドクターX」の記者会見で自身の病歴を公表し話題になった。

 米倉は「低髄液圧症候群」だとし、「まっすぐ歩けなくなったり、2週間安静にしないといけなくてどうしようかと思った」そうだが、ドラマを監修している脳外科の先生に処置してもらってミュージカルの舞台にも立てるようになったという。

 しかし医療ジャーナリストの石塚集氏は、この病気は診断や治療が難しいとこう続ける。

「今回の米倉さんの報道を見ると、米倉さんは低髄液圧症候群の診断をされたとあります。頭蓋内、脊柱管内には髄液(ずいえき)といわれる液体があるのですが、この髄液が何かしらの理由で漏れたり、少なくなってしまうと、頭痛や頸部痛、めまい、耳鳴り、倦怠感などのさまざまな症状を引き起こすことで知られています。原因の解明や診断が難しく、交通事故の場合には保険の論点になることもあります」

■病気の診断がつかず困り果てる患者も

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

  2. 2
    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

  3. 3
    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

  4. 4
    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

  5. 5
    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

  1. 6
    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

  2. 7
    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

  3. 8
    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

  4. 9
    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

  5. 10
    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗