著者のコラム一覧
柏木理佳生活経済ジャーナリスト

生活経済ジャーナリスト。FP(ファイナンシャルプランナー)、MBA(経営学修士)取得後、育児中に桜美林大学大学院にて社外取締役の監査・監督機能について博士号取得。一児の母。大学教員として経営戦略、マーケティングなどの科目を担当、現在は立教大学特任教授。近著「共働きなのに、お金が全然、貯まりません!」(三笠書房)など著書多数。

(49)生活保護世帯が増加中 “基本的生活”と地域住民との交流でハッピー

公開日: 更新日:

 1973年のオイルショック時、小学生だった私はトイレットペーパーを買いに行かされました。相当の物価高でドル円相場は1ドル=260円から300円と円安でした。

 90年、湾岸戦争の時は130~150円でしたが、航空業界は燃料費の高騰に加え、欠航が相次ぎ、私は内定をもらった後も、入社まで半年も待機するといった事態でした。

 いまの中東情勢もこのようになるのでしょうか。

■6年連続で増加

 フリーランスが長かった川田佐紀さん(仮名・60歳)は、「もう諦めた。生活保護申請するしかない」と言い出しました。「家賃も上がっているのに所得は減り、中東情勢でさらに物価高が進むから、いまの生活を維持するのはムリ」と悲観しています。

 川田さんだけでなく、私の周りでは、急に「生活保護を受けよう」という人が増えています。本人だけでなく、高齢で1人暮らしの親にも申請させたいという人もいます。

 実際、生活保護世帯は増えています。2025年の生活保護の申請件数は25万件あまりと、13年以降で過去最多で6年連続で増加しています。

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