蒲田「もつやき次郎」朝仕込みのモツをさばいたそばから看板娘が焼くうまさ

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 最近、もつ焼きがブームになっていると勝手に思っている。

 メディアではあまり注目されてはいないが、新進気鋭のうまいもつ焼き屋が増え、そこに多くの若い客が集まっているからだ。アタシの中でもつ焼きは子供の頃からブームなんだけどね。

 老舗のもつ焼き屋は客も店主も偏屈オヤジの見本市のようなもの。ま、そこがいいのだが、取材拒否の店が多いから若い連中は容易に行くことができなかった。今ではSNS効果で誰もが行けるようになり、それを機に古くからの店を凌駕するほど多くのもつ焼き屋が若い店主たちによって次々とオープンしている。

 自称もつ焼き伝道師のアタシとしてはうれしい限り。もつ焼きだけで一冊書けるほどのもつ焼き愛の、そんなアタシが最近注目しているのが蒲田の「もつ焼き次郎」だ。

 西口でスタート。2024年に東口へ移転して広くなり、外から見える開放的な店内は清潔で入りやすい。が、ビールケースをひっくり返した簡易テーブルでの立ち飲みスタイルは、もつ焼き酒場好きが素通りできないワイルドな雰囲気を醸し出している。イイネ。

 午後4時の開店と同時に飛び込む。板垣店長に案内されて、カウンターへ。奥では朝仕込んだモツの切り分け作業をしている。さばいたそばから炭火で焼いていくのだから、まずいわけがない。それを見た瞬間から冷静ではいられない還暦男。焼き台に立つのは看板娘の美月ちゃん。焼き台に女性が立つことは珍しいものの、アタシの経験ではそういう店はうまいケースが多い。この店も例外ではない。

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