花見酒が好きな中高年は知っておきたい…酔っばらうとまぶしく感じるのはなぜ?

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 花見の季節がやってきた。東京周辺での今年のソメイヨシノの開花予想は例年より早い3月20日前後とされ、3月下旬には満開を迎える。野外でお酒と肴と親しき人との交流はストレスから心を解放し、軽くしてくれる。しかし、年を取ると明るい花見などの酒席で「酔っぱらうとまぶしさ(羞明)を感じる」という人が少なくない。なぜか?

 佐藤さん(仮名、72歳)は会社の先輩と何年かぶりに痛飲した。昔話と互いの近況に大いに盛り上がったが、目にある異変を感じたという。

「店内の光がひどくまぶしく感じたのです。初めての経験でした。翌日は何ともなかったのですが、その後、お酒を飲むたびに同じようなことが起きる。毎年人間ドックに通っていて『問題なし』と言われてきましたが、脳に異常でもあるのか、と心配になりました」

 たしかに、脳梗塞や脳出血で脳内の視覚野や視覚情報の経路が障害を受けると、光過敏になることがある。実際、一部の脳梗塞や、脳梗塞の前触れである一過性脳虚血発作(TIA)では光過敏の症状が出ることが知られている。ただし、その場合も光過敏単独の症状は少なく、視野欠損やものがゆがんで見える、片側だけ見えづらい、色の見え方の変化、頭痛、めまい、集中力の低下、疲労感などの症状が伴うことが多い。

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