来年で活動休止の嵐 YouTubeチャンネル今さら開設の狙い

公開日: 更新日:

「YouTubeは8月のSixTONESに続き2グループ目。このタイミングで1番人気の嵐を起用したのは、新体制になったジャニーズ事務所がネット戦略を強化していくという方向性、メッセージを強く打ち出すためでしょう。ジャニーズ事務所はネットと長らく距離を置いてきましたが、若いファンのテレビ離れが加速しています。時代の流れには逆らえないということでしょう。また、少子化で日本の芸能市場が小さくなっていくので海外進出の足掛かりにもネットは重要。ジャニーズは台湾で人気ですが、今後はアイドル人気が高い、タイやインドネシアなどの東南アジアでのファン拡大を視野に入れているのだと思います」

 YouTubeに配信された嵐5曲の再生回数の合計は約1200万回。最近は視聴時間や動画の質によって幅があるようだが、少し前まで長らく1再生当たり0.1円程度といわれてきた。仮に0.1円だとすると、嵐自体は稼働せずに2日間で120万円を稼いだことになる。これから“活動休止特需”も手伝って、まだまだ稼ぎそうだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    国分太一との協議内容を“週刊誌にリーク”と言及…日本テレビ社長会見の波紋と、噴出した疑問の声

  5. 5

    衆院定数削減「1割」で自維合意のデタラメ…支持率“独り負け”で焦る維新は政局ごっこに躍起

  1. 6

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  2. 7

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    立花孝志容疑者を追送検した兵庫県警の本気度 被害者ドンマッツ氏が振り返る「私人逮捕」の一部始終

  5. 10

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較