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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

元ヤン公表が裏目…木下優樹菜は“現役ヤンキー”発覚で窮地

公開日: 更新日:

■時すでに遅し…

 木下は姉とタピオカ店の経営者・A女史間とのトラブルを巡り、〈謝るとこ謝るなり、認めること認めて、筋道ぐらいとおしなよ〉などAに対してDM(ダイレクトメール)を送っていた。恫喝まがいのDMに恐怖を感じたのか、AはDMの数々を公開。詳細は省くが木下は非を認め謝罪したものの、時すでに遅し――。「素が出た。“元”ではなく、今も現役のヤンキーか」とイメージダウンは避けられない状況に追い込まれている。

 やんちゃは過去だから聞ける話。最近も番組で和田アキ子が芸能界の伝説のように伝わっていた大阪の不良時代の話を自らの口で明かしていた。過去だから関心も持たれるが、木下の現在進行形と思われるような言葉の数々ではシャレにならない。

「ママタレは激戦区。ありきたりの育児や料理では特に秀でたものがないと勝ち抜くのは難しい。むしろ、自分にしかない特徴を出すのも最近の傾向」(テレビ関係者)

 確かに、ママになっても衰えぬプロポーションを披露する人もいれば、セレブぶりを売りにする人もいる。木下は「元」を使った。ママタレに限らず「元」の肩書はインパクトもあるし説得力を増し好感度につながる。木下も元ヤンを隠すことなく「面白い」と評判だったが、あくまでも過去の話。卒業していなければならなかった。

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