<3>潜水艦のスクリュー音識別するソナーマンに向いている

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 あっという間に3年がたち、任期を終えた谷富夫(才賀の本名)青年は、再び桂文治(9代目)の長屋を訪ねた。

「『師匠。お約束通り、3年間海上自衛隊でやってまいりました。弟子にして下さい!』と再度頼んだら、『あんた、誰だい?』ってとぼけるんだよ(笑い)。『3年兵隊に行ってくれば弟子にしてやると言ったじゃないですか』、『俺がそんなこと言ったの。そう、じゃあしょうがないね。親を連れて来なさい』と言われ、父親は亡くなってたんで、母親と一緒に行きました。それでようやく弟子入りを許されたわけです」(つづく)

(聞き手・吉川潮

▽桂才賀(かつら・さいが)1950年、東京都大田区羽田生まれ。落語協会所属。高校卒業後、海上自衛隊を経て72年、9代目桂文治に入門、前座名は「文太」。78年、師匠文治の死去に伴い、3代目古今亭志ん朝門下に移籍。「古今亭朝次」と改名し、二つ目で笑点メンバーとなる。85年、真打ちに昇進し、7代目「桂才賀」を襲名。

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