著者のコラム一覧
三遊亭鬼丸落語家

昭和47(1972)年生まれ。長野県上田市出身。平成9年、三遊亭円歌に入門。前座名は「歌ご」。平成12年、二つ目に昇進し「きん歌」に改名。平成22年、「三遊亭鬼丸」襲名で真打ち昇進。NACK5「ゴゴモンズ」メインパーソナリティー。

入船亭師匠の弟子扇ぱいは元NHKアナ 噺家の変わった経歴

公開日: 更新日:

 ただいま浅草演芸ホール夜の部に出演中の三遊亭鬼丸です。でも私が出てないときでも、寄席の前を通ったときには「鬼丸出てる?」って従業員の方に声をかけてもらえると「鬼丸人気ある?」と思ってもらえますので、皆さまのご協力お願いします。

 さて私は落語界に入る前、9カ月だけですが、正社員でファミレスに勤めてました。いわば脱サラです。24歳(1浪後大卒+9カ月)だったので師匠からは「少し遅いな」と言われたもんです。噺家を見回すと昔は高校出てすぐが多く、時代とともに大学の落語研究会からの入門が増え、その後、大卒後フラフラしてからの入門が増えてますねぇ。

 前職の変わってる噺家のパイオニアは林家木久扇師匠ですかね。漫画家見習いから落語家というのは師匠だけですね。その特技は、NHKの日本の話芸の挿絵や落語協会のカレンダーで見ることができます。

 次は私の一門の三遊亭歌武蔵師匠。前職が相撲取り。武蔵川部屋だったのと円歌の弟子なので歌武蔵。高座でも相撲の漫談を得意にしてます。あと林家源平師匠も元相撲取り。でも歌武蔵師匠は元相撲取りらしい体なんですが、源平師匠は痩せてて元相撲取りっぽくないし相撲の話も全然しません。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲