著者のコラム一覧
ダンカンお笑いタレント・俳優・放送作家・脚本家

本名・飯塚実。1959年、埼玉県毛呂山町生まれ。落語家を目指し立川談志に弟子入り。「立川談かん」として活動した後、たけし軍団入り。お笑いタレント、俳優、放送作家、脚本家と多才で、現在はTAPの専務取締役。

「たけしのお笑いウルトラクイズ」で絶叫しながら60m落下

公開日: 更新日:

 カタカタカタ……コロリ!えーと……俺の人生ルーレット……今回止まったのは? 1992年てことは、あのお笑い界の伝説として現在なお語り継がれる、あの番組のあのクイズ(?)の年ではないか!? あー! やっぱり晴天の空を見上げれば、60メートルを超えるコンクリート造りの霞ケ浦ふれあいランド・虹の塔の屋上から滑り台が空中に突き出てるよー!!

 そしてそこに、頭を空中の方へ向け、横たわっているのは……ウワ~まさしくこの俺なのだー!!

 その伝説の番組は「ビートたけしのお笑いウルトラクイズ!!」であり、俺が挑戦しようとしているのは、不正解だと滑り台の足の方が持ち上がり、そして体は60メートル超えの屋上から落下する「滑り台バンジージャンプクイズ」であったのだ。

 大の大人がこれほどまでに大がかりにくだらないことに命もかければ金もかける、そんなバブル期の余韻がまだ残る時代であったのだ。

 ある時、番組プロデューサーで「純米酒を抱いて眠る男」という異名を持つA氏がグラスを片手に赤ら顔で言ったのだ。「まあ、ここだけの話ですがね、ダンカン君はこの番組の放送作家だから、コッソリ言っちゃいますけどね、今回のお笑いウルトラクイズの制作費ですね……(ここで、もったいぶった間をつくった)ちょっとした映画を作るくらいのお金かかっちゃいましてね、ウフフフ……いや~参った参った、プロデューサーとしては頭が痛い限りです」と、三百六十度どこから見ても頭の痛さなどみじんも感じられない態度を示したのだった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ベネズエラ戦惨敗は井端監督の「自業自得」…リリーフ崩壊は昨年末から始まっていた

  2. 2

    大谷も「勝てる要素のある試合」と悔いた 侍J最悪のWBC8強止まり…井端監督チグハグ采配の痛恨

  3. 3

    小栗旬がハリウッド“資本”映画で主演も… トラウマ級の英語力と「スター」への高い壁

  4. 4

    侍J選手を“殺した”井端監督の偏重起用、場当たり、塩漬け…こうして結束力に亀裂が生じた

  5. 5

    国立大学なら入学辞退率がゼロに近いはずだけど実態は? 有名私立と天秤にかけられる意外な大学

  1. 6

    「国宝」日本アカデミー賞10冠の陰で…森七菜“最優秀助演女優賞”逃した不運と無念

  2. 7

    侍Jを苦しめるNPB「選手ファースト」の嘘っぱち トレーナーの劣悪待遇に俳優・渡辺謙もビックリ?

  3. 8

    広瀬すず 映画賞受賞ラッシュでも残された大仕事「大河ドラマ出演」への“唯一のネック”

  4. 9

    「ガキ使」の没個性化が進む? 松本人志の“週替わりCM”で「本編」が希薄化の危機

  5. 10

    黄川田こども担当相の“ポンコツ答弁”が炸裂! 立憲・蓮舫氏との質疑で審議が3回も中断する醜悪