著者のコラム一覧
ダンカンお笑いタレント・俳優・放送作家・脚本家

本名・飯塚実。1959年、埼玉県毛呂山町生まれ。落語家を目指し立川談志に弟子入り。「立川談かん」として活動した後、たけし軍団入り。お笑いタレント、俳優、放送作家、脚本家と多才で、現在はTAPの専務取締役。

わが長男「甲子園」命名までの内なる壮絶ドラマ?

公開日: 更新日:

 長男・甲子園が誕生したのは1990年(平成2年)の11月28日である。甲子園という命名は知る人ぞ知る、俺が熱狂的なプロ野球阪神タイガースのファンであることからに他ならないのだ。

 それが「11」と「28」という数字の日に誕生したのだから俺は神様・仏様・キリスト様などなど世の中のあらゆる神様に感謝しまくり、うれし涙におぼれそうになったのだ。だって、「11」というのは阪神の永久欠番の右腕・村山実さんの背番号であり、「28」は同じく阪神の黄金のサウスポーの江夏豊さん(オールスター戦で対戦できる9打者を全員三振に切ったり、ノーヒットノーラン&サヨナラホームランを打ったり)の背番号なのだ!!

 そして、いよいよ後に甲子園と名付けられる赤ん坊がママリン(妻)と元気に退院して自宅へ戻って来たのだ。子供が誕生したら役所(我が家の場合、中野区役所)に名前を付けて出生届を提出するのが社会のルールであり、その期間は別に罰則があるわけではないようなのだが、だいたい2週間くらいということであった。

 俺とママリンは「男の子が誕生したら甲子園と名付ける」と結婚以前から決めていたし、ママリンなんて「ねえ、知り合いの〇〇さんが飯塚甲子園の字画について調べてくれてね、それがものスゴク幸運を招く名前なんだって~のルンルン……甲子園さん、よかったわね~あなたシアワセになれるんだって~チュッ」という浮かれぶりであった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  2. 2

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  3. 3

    萩原健一(6)美人で細身、しかもボイン…いしだあゆみにはショーケンが好む必須条件が揃っていた

  4. 4

    中居正広氏&フジテレビ問題で残された疑問…文春記事に登場する「別の男性タレント」は誰なのか?

  5. 5

    人事局付に異動して2週間…中居正広問題の“キーマン”フジテレビ元編成幹部A氏は今どこで何を?

  1. 6

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘

  2. 7

    ビートたけし「俺なんか悪いことばっかりしたけど…」 松本人志&中居正広に語っていた自身の“引き際”

  3. 8

    元フジテレビ長谷川豊アナが“おすぎ上納”告白で実名…佐々木恭子アナは災難か自業自得か

  4. 9

    「まつもtoなかい」長渕剛"神回"が話題に…「仕事と愛どっち取る?」の恋愛トーク!

  5. 10

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  2. 2

    人事局付に異動して2週間…中居正広問題の“キーマン”フジテレビ元編成幹部A氏は今どこで何を?

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    テレビでは流れないが…埼玉県八潮市陥没事故 74歳ドライバーの日常と素顔と家庭

  5. 5

    菊乃井・村田吉弘さんが日本食の高級化に苦言…「予約が取れない店がもてはやされるのはおかしい」

  1. 6

    フジテレビを襲う「女子アナ大流出」の危機…年収減やイメージ悪化でせっせとフリー転身画策

  2. 7

    TV復帰がなくなった松本人志 “出演休止中”番組の運命は…終了しそうなのは3つか?

  3. 8

    "日枝案件"木村拓哉主演「教場 劇場版」どうなる? 演者もロケ地も難航中でも"鶴の一声"でGo!

  4. 9

    【埼玉・八潮市道路陥没「2次被害」現場ルポ】発生2週間、水は濁り死んだ魚が…下水放流地で見た河川の異変

  5. 10

    ロッテ吉井監督が佐々木朗希、ローテ再編構想を語る「今となっては彼に思うところはないけども…」