来日イベントが続々中止に…新型コロナに頭を抱える映画界

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 新型コロナウイルスの感染拡大と、市中感染のフェーズが取り沙汰されるなか、影響がエンタメ業界にも及び始めた。

 映画ライターが言う。

「この春公開の海外作品PRのため、監督らスタッフの来日を予定していたのが、次々と中止になったりしています。また、これから春先にかけ、日本国内で公開予定の中国映画がその影響を受けないか、関係者が気を揉んでいる。イベント開催や、公開しても観客動員に影響が出る可能性を内々に協議し始めました」

 コロナウイルスについては、感染経路が分かっていない分、さまざまな臆測も広がる。

横浜市のある映画館は、感染者が出たんじゃないかと疑う声がSNSに多数寄せられ、劇場がホームページに『重要なお知らせ』として、これを否定し通常通り営業しているとの声明をアップしました。このきっかけとなったのは、同じ『重要なお知らせ』で、1月に上映した邦画の鑑賞者にお伝えしたいことがあると連絡を求めたこと。上映に一部見苦しいところがあったからで、コロナとは無関係だったようですが」と冒頭のライターは続けた。

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