来日イベントが続々中止に…新型コロナに頭を抱える映画界

公開日: 更新日:

 新型コロナウイルスの感染拡大と、市中感染のフェーズが取り沙汰されるなか、影響がエンタメ業界にも及び始めた。

 映画ライターが言う。

「この春公開の海外作品PRのため、監督らスタッフの来日を予定していたのが、次々と中止になったりしています。また、これから春先にかけ、日本国内で公開予定の中国映画がその影響を受けないか、関係者が気を揉んでいる。イベント開催や、公開しても観客動員に影響が出る可能性を内々に協議し始めました」

 コロナウイルスについては、感染経路が分かっていない分、さまざまな臆測も広がる。

横浜市のある映画館は、感染者が出たんじゃないかと疑う声がSNSに多数寄せられ、劇場がホームページに『重要なお知らせ』として、これを否定し通常通り営業しているとの声明をアップしました。このきっかけとなったのは、同じ『重要なお知らせ』で、1月に上映した邦画の鑑賞者にお伝えしたいことがあると連絡を求めたこと。上映に一部見苦しいところがあったからで、コロナとは無関係だったようですが」と冒頭のライターは続けた。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  2. 2

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  3. 3

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  4. 4

    今なら炎上だけじゃ収まらない…星野監督は正捕手・中村武志さんを日常的にボコボコに

  5. 5

    「高市早苗総裁」爆誕なら自民党は下野の可能性も…“党総裁=首相”とはならないワケ

  1. 6

    志村けんさん急逝から5年、更地になった豪邸の記憶…いしのようことの“逢瀬の日々”

  2. 7

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 8

    広陵辞退騒動だけじゃない!「監督が子供を血だらけに」…熱戦の裏で飛び交った“怪文書”

  4. 9

    広陵野球部は“廃部”へ一直線…加害生徒が被害生徒側を名誉棄損で告訴の異常事態

  5. 10

    (3)阪神チーム改革のキモは「脱岡田」にあり…前監督との“暗闘”は就任直後に始まった