「スカーレット」“老け演技”で見せつけた俳優マギーの底力

公開日: 更新日:

 マギー(47)は、戸田が演じる喜美子の幼なじみ・信作(林遣都=29)の父・大野忠信を演じていた。喜美子一家が信楽に移住してきた第1話から出演している。

「首の動きや、大袈裟ではないですが、少しヨタヨタ感を出しながら外股気味に歩くなどして、年齢を表現。失礼ながら『こんなに達者な役者さんだったんだ』と新たな発見をした思いでした。最後の方は結構、マギーさんばかり目で追ってしまうようになっちゃいました」と、前出の山下氏は笑う。

 ネット上にも〈マギーさんのおじいちゃんぶりが、いい!〉〈可愛いおじいちゃん〉なんて書き込みもあり、このドラマで改めて俳優マギーの魅力に気がついた人も少なくなさそうだ。

 マギーは1993年にコントユニット「ジョビジョバ」を結成。以降、俳優として数多くのドラマや舞台に出演してきた。実は、2007年に放送された連ドラ「山田太郎ものがたり」(フジテレビ)や、17年の連ドラ「カンナさーん!」(TBS)、19年の連ドラ「向いのバズる家族」(日テレ系)など、多くのドラマの脚本も執筆しているマルチな才能の持ち主である。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」