酒井とおるさんは酒で強気に…タクシー運転手と喧嘩の過去

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■無礼講の正月には飲んで舞台へ

 三十何年前くらい、新花月という劇場があったんですよ。正月は無礼講で、お酒飲んで舞台に出ていいってことで、飲む気がなかったけど、先輩方が「正月だから飲め飲め」と勧めてきて飲んでた。

 角座と新花月を掛け持ちで出て、1つに3回出るから3往復して計6回、漫才をやる。新花月で演ったら角座、角座終われば新花月に戻る。戻るたびに先輩方が「飲め飲め」と勧めるから、ヘロヘロになって、6回目の漫才なんか何をしゃべったか全然覚えてない。相方のアニキが言うには「立ってられへんくらい酔ってたから抱えて頭を肩にのっけて最後の舞台を務めた」らしい。

 1人で帰れないからアニキがタクシーで送ってくれて。僕は窓から顔を出して、「オエオエ」とえずいてたと。アニキはもともとそんなに飲まないし、僕の醜態を見て「しっかりせなあかん」と、その日も飲んでなかった。えらい迷惑かけたな。

■店を持っている師匠と付き合うと朝まで

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