TV界席巻した織田無道さん 余命1年と言われた末期がん告白

公開日: 更新日:

 “怪僧”といえば、世界史ならば帝政ロシアのラスプーチン。日本のテレビ界だとこの人、織田無道さん(67)を思い出す。90年代のオカルトブームの際は、水晶で霊視する霊能力僧として引っ張りだこだった。日刊ゲンダイでは6年前に取材しているが、さて今どうしているのか?

  ◇  ◇  ◇

「『余命1年。それどころか今日、明日死んでも不思議はない』と言われたのが2年前の6月でした。実は私、がんなんです。それも直腸、大腸、胃、腎臓、肝臓、肺と全身ががんだらけ。肺なんて25カ所目の転移ですからね。ステージ4? そんなもの、とっくに突き抜けてますよ」

 こう言うと、織田さんアッケラカンと笑った。だが、声にハリがない。痩せて見えるのは加齢だけではなかった。

「最初ね、右膝が痛くて歩きづらくなったから、かかりつけの病院で検査してもらったんです。その時は、『がんではありません』ってお墨付きをもらったのに、体調は悪くなる一方。それで大学病院でセカンドオピニオンしてもらったら、何のことはない。末期も末期、末期っ期だった。しかも、『手術抗がん剤治療もやっても無駄。せいぜい数カ月延命できるかどうか……』って断言される始末」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党・神谷宗幣代表が街頭演説でブチまけた激ヤバ「治安維持法」肯定論

  2. 2

    「自公過半数割れ」後の大政局…反石破勢力は「高市早苗首班」で参政党との連立も

  3. 3

    元小結・臥牙丸さんは5年前に引退しすっかりスリムに…故国ジョージアにタイヤを輸出する事業を始めていた

  4. 4

    自民旧安倍派「歩くヘイト」杉田水脈氏は参院選落選危機…なりふり構わぬ超ドブ板選挙を展開中

  5. 5

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  1. 6

    トップ清水賢治社長に代わったフジテレビの“アニメ推し”が目に余る

  2. 7

    参院選和歌山「二階vs世耕」は血みどろの全面戦争に…“ステルス支援”が一転、本人登場で対立激化

  3. 8

    参政党が消せない“黒歴史”…党員がコメ農家の敵「ジャンボタニシ」拡散、農水省に一喝された過去

  4. 9

    長嶋茂雄さんの引退試合の日にもらった“約束”のグラブを含めてすべての思い出が宝物です

  5. 10

    遠野なぎこさんは広末涼子より“取り扱い注意”な女優だった…事務所もお手上げだった