吉川晃司主演「由利麟太郎」に期待大…TV復権の追い風も

公開日: 更新日:

「本放送時には教師と中学生の恋愛という設定へのマイナスイメージが先行、ネットの評判も辛口優勢だった『中学聖日記』ですが、深夜の再放送で評価が上がった。放送時間帯によって視聴者の感じ方は変わります。その結果、有料配信やパッケージソフトへの誘導にもなる。すべて“新作”で編成をしなくても、うまく再放送を利用することで新たな視聴者を獲得できることに気づいたはずです」

 実際、本来なら「13年ぶりの復活」で話題になるはずの篠原涼子(46)主演「ハケンの品格」(日本テレビ系=水曜夜10時)の枠にスポットで再放送された「ごくせん」(2002年本放送)が話題に。ネットでは〈このまま全話続けてほしい〉なんて声が上がったほどだ。

「そうなると新作のハードルは高くなりますけど、やはり期待しちゃいますね」と、前出の亀井氏は16日に始まる「探偵・由利麟太郎」(カンテレ制作・フジテレビ=夜9時)を推す。

 由利麟太郎はミステリーの巨匠・横溝正史が「犬神家の一族」の“金田一耕助”以前に登場させた銀髪の探偵。54歳にして連続ドラマ初主演となる吉川晃司(54)がその役を務める。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  2. 2

    ヤクルト村上宗隆の「メジャー契約金」は何億円?

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希もようやく危機感…ロッテ時代の逃げ癖、図々しさは通用しないと身に染みた?

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    吉沢亮「国宝」150億円突破も手放しで喜べない…堺雅人“半沢直樹ブーム”と似て非なるギャラ高騰の行方

  1. 6

    「SIAM SHADE」DAITAがメンバー4人を提訴報道…人気バンドを巡る金銭問題と、「GLAY」は別格のワケ

  2. 7

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に

  5. 10

    《あの方のこと?》ラルクhydeの「太っていくロックアーティストになりたくない」発言が物議