デビュー秘話が話題 吉川晃司が貫くプロ根性と開拓者精神

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 歌手のほか俳優としても活躍中の吉川晃司(52)のデビュー秘話とプロ魂が反響を呼んでいる。1984年のシングル「モニカ」から、ヒット曲連発の売れっ子になった吉川だが、芸能界には、自らを売り込んで、デビューのきっかけをつくっていたというから驚きだ。

 広島の修道高校に在学していた吉川は水球選手で全国区の記録を残し、バンド活動も行っていたことで知られる。佐野元春のコンサートに触発されて歌手デビューを志したものの、芸能界にツテはなく、地方ではスカウトを待っていてもはじまらない。そこで第三者になりすました推薦状を芸能プロ各社に送付し、「広島に天才がいるぞ。すごいやつだから見に来ないと一生悔いを残す」などと書いていたという。

 実際に才能があったからこそのデビューであり、ハッタリではなかったのだが、「夢を持ってやろうぜ。親がどうとか、学校がどうとか、関係ない。自分がどうするかだ」などと当時語っていた通り、自ら行動し夢を実現していたのである。25日、NHK昼ワイド「ごごナマ」にゲスト出演した際に明かし、こう言った。

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