著者のコラム一覧
城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

かつて石原プロ解散を踏み止まらせた舘ひろしの男気発言

公開日: 更新日:

渡哲也が俳優を引退。石原軍団は解散」という記事が週刊誌で大きく扱われた。

 77歳という年齢的なことと体調などの面から、俳優人生と会社の“幕引き”を考えたとのことで、解散という話になったというのだ。

 僕は、ああ、また石原プロモーション解散の話が出たかと思った。もう何度もこの解散話を耳にする。時期が近いとか、決断したといった話だ。 実は、故石原裕次郎さんの二十七回忌が2013年に営まれたが、その直前に石原プロ解散が内部で現実のこととして協議され、二十七回忌終わりで会社を畳むというところまで話は進んでいた。渡をはじめ、舘ひろし神田正輝といったビッグネームや若手俳優については、それぞれのマネジャーが個人事務所をつくってマネジメントしていくという格好だった。

 所属俳優にその方向で相談したところ、舘ひろしが「じゃあ、自分は渡さんの事務所で一緒にやりたい」と言ったのだ。舘は、渡という存在が大きく、だからこそ石原プロで共に仕事をしてきたという思いがあり、どこまでも付いていくという気持ちだったそうだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カーリング女子フォルティウス快進撃の裏にロコ・ソラーレからの恩恵 ミラノ五輪世界最終予選5連勝

  2. 2

    南原清隆「ヒルナンデス」終了報道で心配される“失業危機”…内村光良との不仲説の真相は?

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  5. 5

    高市政権「調整役」不在でお手上げ状態…国会会期末迫るも法案審議グダグダの異例展開

  1. 6

    円満か?反旗か? 巨人オコエ電撃退団の舞台裏

  2. 7

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  3. 8

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 9

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  5. 10

    近藤真彦「合宿所」の思い出&武勇伝披露がブーメラン! 性加害の巣窟だったのに…「いつか話す」もスルー