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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

どんなスキャンダルも「聖子だから」の一言で納得できた

公開日: 更新日:

 女性ファンは「アイドルなのに生き方がキャリアウーマン」と話し、聖子ファンの象徴・夜のオネエ系の人たちは、「ぶりっ子ぶりが憎たらしいほど可愛い。私たちの世界では聖子モノマネは鉄板ネタ。ディナーショーの最前列で歌い方から表情、しぐさまで細部をチェックして自分のものにする」。

 業界からファンまで幅広い人をバックボーンにした聖子は強い。どんなスキャンダルも「聖子だから」という雰囲気が漂っていた。逆に自らネタを仕掛ければメディアが群がるような構図を作り上げた。今では「次はどんな仕掛けをしてくるのか」と期待する声まである。山口百恵から引き継がれたアイドル像は聖子で化学反応を起こし、中森明菜へとつながれていく。  =つづく

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