江口洋介「天使にリクエストを」は視聴率スルーの見応え

公開日: 更新日:

「視聴率とは別次元に振り切ったドラマで、心にズシンとくる見応えがあります」

 そう語るのは、テレビコラムニストの亀井徳明氏。

 亀井氏は「“死”に向き合う話を、それが身近に感じられる世代に分かりやすい役者を起用して伝えています」と、こう続ける。

志尊淳さん、上白石萌歌さんという旬の若手こそレギュラーで出ていますが、それ以外は倍賞美津子さん、梶芽衣子さん、塩見三省さん、西郷輝彦さん、山本學さんなど、確かな演技のベテラン揃い。奇をてらった演出はないのですが、登場人物がなぜそういう行動を取るのか、その背景にある心情を深みのある演技で見せてくれるところに、思わず見入ってしまいます」

 NHKの番組公式HPの掲示板や、他のドラマ関連サイトを見ると、「天使にリクエストを」は最近のどのドラマよりも長文の感想が目立つ。

「〈〇〇ちゃん可愛い〉とか〈〇〇さんカッコイイ〉なんて役者の見た目の評価や、〈この部分が破綻している〉とか〈リアリティーがうんぬん〉といったツッコミ系の書き込みがあまり見当たらないんです。それだけストーリーや演技に入り込めるドラマなのでしょう」(亀井徳明氏)

 人生最後の願い――それを意識せざるを得ない世代には、身に染みるに違いない。探偵の元妻の父親役として山本學が登場する第4話は10日放送だ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    りくりゅう電撃引退も三浦璃来だけ競技継続の「ウルトラC」…ごく身近にも“前例”あり

  2. 2

    りくりゅうペア大逆転金メダルを呼んだ“かかあ天下” 木原龍一はリンク内外で三浦璃来を持ち上げていた

  3. 3

    松重豊がついに引退を示唆し2代目探しに言及…「孤独のグルメ」井之頭五郎を継ぐ有力候補者の実名続々!

  4. 4

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

  5. 5

    “激ヤバ”高市チルドレン門寛子議員が大炎上! 国会前ペンライトデモを「ごっこ遊び」と揶揄・嘲笑

  1. 6

    木下グループにアスリート殺到 「社長自腹4000万円」だけじゃない驚きのサポート体制

  2. 7

    “幼稚さ”露呈した佐々木朗希「報奨金事件」…ド軍日本人スタッフ2名が「7000万円超」もらえず?

  3. 8

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  4. 9

    長女Cocomi"突然の結婚宣言"で…木村拓哉と工藤静香の夫婦関係がギクシャクし始めた

  5. 10

    NHKドラマ10「魯山人のかまど」は早くも名作の予感! 藤竜也は御年84歳、枯れてなお色香漂う名演技