江口洋介「天使にリクエストを」は視聴率スルーの見応え

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 7~9月放送の連ドラ「半沢直樹」「MIU404」「私の家政夫ナギサさん」が視聴率やネット上の評判も上々で、「ドラマTBS」の“復権”を印象づけた。特に「半沢直樹」は、世帯平均視聴率で全10話20%超え、最終回は30%超えと別格の数字を誇った。

「視聴者をテレビに向かわせるために、出演者、スタッフが真正面から取り組んだ結果。これはもう連ドラというより『半沢直樹』という唯一無二のジャンルですね」(テレビ誌ライター)

 TBSのドラマが快進撃を続ける中、ネット上で〈全5話ではもったいない〉〈ぜひシリーズ化を〉と熱烈に支持されているのが、9月19日に始まった江口洋介(52)主演のNHK土曜ドラマ「天使にリクエストを~人生最後の願い~」(夜9時)だ。

 江口が演じるのは自らが生きる意味を失った元マル暴刑事の探偵で、さまざまな人の「人生最後の願い」に向き合っていくという話。最近ではNHK朝ドラ「なつぞら」(2019年4月期)などを手がけた大森寿美男氏によるオリジナル脚本で、終末期の患者の「人生最後の願い」をかなえるという、実際にあるボランティア活動を題材にしたヒューマンドラマである。

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