光浦靖子コラムに広がる共感 揺れるアラフィフ心理と矜持

公開日: 更新日:

<大好きです。頑張って><スッと胸に入ってきました>――。ネット上では、励ましのメッセージと好意的な意見が続く。文芸春秋11月号で「留学の話」と題したコラムを載せたタレントの光浦靖子(49)に対してだ。

 この内容が15日、文春オンラインで<「49歳になりまして」芸歴28年・もう一つの人生も回収したい>とのタイトルが付けられ、ネット上で公開されると、たちまち話題となり、テレビのワイドショー番組でも取り上げられるほどになった。

 コラムの内容は、光浦が4月から予定していたカナダ留学が新型コロナの影響で急きょ、取り止めになったことや、留学を決めた理由などをつづっているのだが、注目は自分自身を冷静に客観視する光浦の文章、表現力だろう。

<私は独身です。旦那も、子供も、彼氏もいません。わかりやすく私を必要としてくれる人が側にいません。年齢に比例して増えてゆく休み、そりゃ不安になりますよ。長い夜、思っちゃいますよ。「私は誰にも必要とされていない」と。>

<自分に満足するもしないも、他人からの評価でしか決められない。このままいくと、私はいつか、壊れるな。どうにかしなきゃ。>

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い