著者のコラム一覧
三遊亭鬼丸落語家

昭和47(1972)年生まれ。長野県上田市出身。平成9年、三遊亭円歌に入門。前座名は「歌ご」。平成12年、二つ目に昇進し「きん歌」に改名。平成22年、「三遊亭鬼丸」襲名で真打ち昇進。NACK5「ゴゴモンズ」メインパーソナリティー。

映画「鬼滅の刃」はPG12指定 規制も大事ですけど違和感が…

公開日: 更新日:

 映画鬼滅の刃」が公開3日で興行収入46億円ですって。この連載の右上付近で井筒監督はご立腹なのでしょうか。世間の話題には敏感でいなければならない噺家&ラジオパーソナリティーの私も鬼滅のアニメはコロナ自粛中にチェックし、そして映画は先週土曜日に早速見に行ってきました。

 さて内容はともかく、気になったことがひとつ。それはPG12という規制です。えっ!? 小学生は見ちゃいけないの? と思ったらなんでも保護者の助言や指導が必要なんだとか。別に子供同士で見に行ってもいいし、実際子供だけで見に来てました。週刊「少年」ジャンプなんですからそりゃそうですよね。

 でも、なんか違和感を覚えるんですよね。余計なお世話感に。首切ったり血が出て残酷かも知れないけど保護者はどんな助言や指導をしなければいけないんでしょうか?

「これは漫画で作りものだから実際には刃物で人を切っちゃいけないわよ」なんて真顔でいう親だったら自分のことをそんなにアホだと思ってるのかと不信感しか生まれませんよね。というか巷には少年誌といいながら相当エロい漫画もありますし、徐々にそういうものに触れながら子供から少年、そして青年への階段を上っていくんだと私は思ってるんですよね。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」