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田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

古関裕而の人気曲「高原列車は行く」の舞台はJR小海線か

公開日: 更新日:

 作曲した古関も、渡された詞から、沼尻軽便鉄道を頭に浮かべることはなかった。古関がイメージしたのはヨーロッパの登山鉄道。山あいを走る列車の車窓からは、洗練された街並みや雄大なアルプスの風景が広がっている。その華やいだ雰囲気をそのままメロディーにしたのだ。

 でき上がった曲を聴いて、丘は自分の思っていた曲調と全然違っていて驚いた。もっとゆったりした曲になると思っていたのだ。最初は違和感を持ちながらも、繰り返し聴いているうち、こんな素晴らしい曲はないと確信するのである。

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