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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

マンションの隣の部屋で…木村一八をのぞき穴から張り込み

公開日: 更新日:

 同業者が喧嘩ではシャレにならない。間に入り冷静に話し合いになった。出した結論は、マンションの玄関前を避け両者が前後に車を止めて張り込む形で落ち着いた。後で聞いたところ、我々が先に向かい側のポジションで張り込んでいたため、前に付けるしか策がなかったそうだ。逆の立場だったら同じことを考えていたかもしれない。

 しかし、現場で内輪喧嘩しているようでは、決定的な写真が撮れるはずもない。結局、お互い成果もなく解散した。

 張り込みは車ばかりではない。ビルの屋上を借りて張り込んだこともあれば、道を挟んだ向かい側のアパートに住んでいた学生に頼み、部屋を貸してもらったこともあった。

 隣の部屋というまれなケースもあった。情報源のひとりだった六本木のスナックママから相談を受けた。

「隣の部屋が毎晩のように朝方まで大騒ぎして眠れなくて困っている」

 隣の主は人気絶頂期の頃の横山やすしの長男・木村一八だった。

 こんな話でも「一八の特定の彼女が来るかも」と仕事に結び付けてしまうのが芸能記者の性。「写真を撮って報じる手は」と持ちかけると、助言どころか、仕事に利用してしまったが、意外や、あっさり応じてくれた。

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