マッチ無期限活動自粛も大甘 突き付けられる“退所”の2文字

公開日: 更新日:

 前出のスポーツ紙芸能デスクがこう言葉を継ぐ。

「メリーさんから『マッチらしく責任をとりなさい』と諭されたというのが事実なら、それで渋々従ったというのが本当のところなのでは。事務所の『風紀委員長』のタッキー(滝沢秀明副社長)もジュリー社長も、マッチには手が付けられないはずです」

 ジャニー喜多川氏が2019年7月に亡くなって以降、錦戸亮(36)、中居正広(48)、手越祐也(33)、山下智久(35)と退所が相次ぎ、来春には長瀬智也(42)がジャニーズから独立していく。求心力の低下や、存続を危ぶむ声まで上がるなかで起きた近藤の不倫報道。テレビのワイドショーがジャニーズへの忖度を発動したのか“スルー”していることに対してダウンタウン松本人志が「モヤモヤする」「長い歴史の中でスルーしましょうと各局なっちゃってる。それって一番損しているのはジャニーズ事務所さんなんですよ。悪いイメージつけられるから。もっと平等に扱うべき」と正論をブチ込んだことに快哉を叫んだ人は多かったはずだ。長らく芸能界を牛耳ってきた男性アイドル帝国も不祥事や退所ラッシュで揺らぎ、内側から瓦解しているように見えてくる。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  2. 2

    7代目になってもカネのうまみがない山口組

  3. 3

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  4. 4

    福山雅治のフジ「不適切会合」出席が発覚! “男性有力出演者”疑惑浮上もスルーされ続けていたワケ

  5. 5

    打者にとって藤浪晋太郎ほど嫌な投手はいない。本人はもちろん、ベンチがそう割り切れるか

  1. 6

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  2. 7

    DeNA藤浪晋太郎がマウンド外で大炎上!中日関係者が激怒した“意固地”は筋金入り

  3. 8

    収束不可能な「広陵事件」の大炎上には正直、苛立ちに近い感情さえ覚えます

  4. 9

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  5. 10

    吉村府知事肝いり「副首都構想」に陰り…大阪万博“帰宅困難問題”への場当たり対応で露呈した大甘な危機管理