マッチ無期限活動自粛も大甘 突き付けられる“退所”の2文字

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 前出のスポーツ紙芸能デスクがこう言葉を継ぐ。

「メリーさんから『マッチらしく責任をとりなさい』と諭されたというのが事実なら、それで渋々従ったというのが本当のところなのでは。事務所の『風紀委員長』のタッキー(滝沢秀明副社長)もジュリー社長も、マッチには手が付けられないはずです」

 ジャニー喜多川氏が2019年7月に亡くなって以降、錦戸亮(36)、中居正広(48)、手越祐也(33)、山下智久(35)と退所が相次ぎ、来春には長瀬智也(42)がジャニーズから独立していく。求心力の低下や、存続を危ぶむ声まで上がるなかで起きた近藤の不倫報道。テレビのワイドショーがジャニーズへの忖度を発動したのか“スルー”していることに対してダウンタウン松本人志が「モヤモヤする」「長い歴史の中でスルーしましょうと各局なっちゃってる。それって一番損しているのはジャニーズ事務所さんなんですよ。悪いイメージつけられるから。もっと平等に扱うべき」と正論をブチ込んだことに快哉を叫んだ人は多かったはずだ。長らく芸能界を牛耳ってきた男性アイドル帝国も不祥事や退所ラッシュで揺らぎ、内側から瓦解しているように見えてくる。

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