バービーに高い支持 女芸人“脱ブス”に「いじり」の難しさ

公開日: 更新日:

 一方、大久保佳代子(49)、いとうあさこ(50)は最近では自身を“ばばあ”と表現するなど、自虐的なスタンスをとりながら“ブス”としての立ち位置は変えずにいる。

 バラエティー番組での“ブスいじり”はSNSに波及し、現実のいじめや誹謗中傷に変わるという負のスパイラルも。

 実際、アジアンの隅田美保(44)は“ブス”いじりが嫌で休業しているだけに、バラエティーの世界でも扱いに慎重にならざるを得ない。

「インパクトのある顔は数ある芸人の中で顔を覚えてもらう最大の武器。女性芸人ではないが、アインシュタインの稲田直樹あのルックスでイケメンとしてふるまい、堂々としているから、先輩芸人にいじられるほど人気になっています。ところがいじられたり、ツッコまれたりしたとき、本人が傷つけば途端にいじめになり、見ている方も不快になる。今まで以上にいじる側いじられる側の信頼関係が必要になる。最近は“ポッチャリ”キャラも増えているが、渡辺直美ら自信に満ちあふれていて、見ていてすがすがしい。結局“ブス”キャラであろうがなかろうが一生懸命やっている姿は一番カッコいいんじゃないでしょうか」(お笑い放送作家)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度不倫の山本モナ 年商40億円社長と結婚&引退の次は…

  2. 2

    日本ハムFA松本剛の「巨人入り」に2つの重圧…来季V逸なら“戦犯”リスクまで背負うことに

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  5. 5

    「存立危機事態」めぐり「台湾有事」に言及で日中対立激化…引くに引けない高市首相の自業自得

  1. 6

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  2. 7

    (2)「アルコールより危険な飲み物」とは…日本人の30%が脂肪肝

  3. 8

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  4. 9

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 10

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然