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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

タッキーは「スピード出世」で一気にスターになっていった

公開日: 更新日:

ジャニーズのルーツ編(22)

 ジャニー喜多川氏に直々にプロデューサーとして任命された滝沢秀明は芸能活動から身を引き裏方に徹することを決意した。芸能史でも類のない現役タレントからの転身は「期待と不安」の声が行き交っていた。

 滝沢はデビュー時から特別と思われる待遇を受けていた。元ジュニアの話を思い出す。

アイドルの大半は歌や踊りにもともと興味があったわけでもなく、子供の時からレッスンを受けていたわけでもない。親も単に“うちの子は可愛いから”という理由で応募させたりする。それが数年のレッスンでうまくなる素質のある子はわずか。デビューするには実力よりも、ジャニーさんやトップに気に入られるかどうかだと感じていました」

 滝沢は幼い頃に両親が離婚。母親の手ひとつで育てられた。早くから自立を考え芸能界の門を叩いた。13歳の時、ジャニーズ事務所に履歴書を送り1週間後にスピード合格。2週間後にKinKi Kidsのバックで踊り、半年後に民放ドラマに主演で注目を浴びた。俳優デビュー10年後の2005年には大河「義経」の主役に22歳の最年少で抜擢された。

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