ハブvsマングースは水泳大会に…生き残るのに必死なんです

公開日: 更新日:

 みなさん、どうも真栄田です。生きているといろんなことが起きて、それに対応する手段を考えていきますよね。でも、その考えた手段が「おまえ、それ合ってるんかーい!?」ってなることも。

 昔、沖縄で天然記念物の鳥、ヤンバルクイナが絶滅の危機になりました。原因は、ヤンバルという自然豊かな土地が少しずつ近代化して、道路が造られて、道路に出てきた飛べない鳥、ヤンバルクイナが車にひかれること。そして、一番は天敵のハブの存在でした。「このままではヤンバルクイナが危ない!」。そう思った沖縄の偉い人たちは会議を重ね、「ヤンバルクイナの天敵がハブなら、ハブの天敵がいれば!」と、ついに救世主になり得るであろう生物、「マングース」を見いだし、すべてを託しました。

 そして、打倒ハブ戦の日、新人藤井聡太ならぬ期待の新人マングースをヤンバルの野に放った瞬間、偉い人たちは一斉に大声で叫びました、「やばい! マングースがヤンバルクイナを食べてる! ハブよりヤンバルクイナが好きみたい」と。

 マングースは今、ほぼ無敵状態でヤンバルに君臨しています。ハブとマングースといえば、沖縄の観光地で「ハブ対マングース」の決闘のことは皆さん聞いたことがあると思います。しかしあれも昨今の動物愛護の観点から廃止にせざるを得なくなり、また偉い人たちが考えて考えて新しい対決を生み出しました。それが「ハブ対マングースの水泳大会」です。見たことありますか?

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景