著者のコラム一覧
城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

小林麻耶、安藤なつに見る「スピード結婚・スピード離婚」の弊害

公開日: 更新日:

 フリーアナの小林麻耶(41)が整体師の夫(37)と離婚協議中だと報じられた。2018年に交際スタートと同時にプロポーズされ、「交際ゼロ日結婚」が話題になった。

 昨年、レギュラー番組を突然降板したが、その際に夫がマネジャーのようになって現場とギクシャクしていたことも伝えられた。その後は夫とともにユーチューブチャンネル「コバヤシテレビ局」を開設して動画配信がメインの仕事になっていた。

 当初は動画再生数も多かった。視聴者は、突然の降板劇のナゼに答えてくれるかも……といった期待もあったと推察するが、20分以上も夫婦で瞑想するだけといった動画もあるようでは、早晩飽きられて当然か。今年1月に配信は終了し、その後、別居していることが明らかになった。

 整体師の夫は「宇宙ヨガ」を提唱し、「オメガセラピー」というスピリチュアルな活動をしていた人物で、小林を精神的に従属させていたと伝えられる。「小林の目が覚めた」という表現で離婚報道があったのもうなずける。弁護士が入っての離婚協議だが、スピード結婚・スピード離婚で夫婦共有の大きな財産をつくったという話は少ない。小林も財産分与の話はなさそうで、子供もおらず、なぜ協議が長引いているのかわからない。どちらかが金銭的要求をして話がまとまらないとしか考えられないが、時間はかかりそうだ。

「ま、結局は金か」

 同じように、争点が分からないのが、メイプル超合金安藤なつ(40)だ。2019年末に出会って3カ月で結婚した6歳年下の介護職の一般男性と離婚調停中。週刊誌には生活費が折半で、「車検費用のおつりを安藤に返し忘れ」て仲が悪くなったと書かれている。

 これ、どうやら男性サイドの話が出ている形で、一方的な感がある。安藤はコメントしていないが、彼女の方が離婚したくて調停に持ち込んでいるそうだ。こちらもスピード結婚・スピード離婚で、子供もなく、モメるとすれば金銭問題しかないだろう。

 そもそも離婚協議は、うまく話がつかないと「調停」になるわけで、家裁に何度も双方が足を運び、それでもうまくいかなかった場合は裁判となり、こちらもかなり時間がかかる。安藤はお笑い芸人だけに、いろいろイジられそうだが、公にコメントできない日々は続きそうだ。

 ま、結局は“金”かと考えさせられてしまう。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 2

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  3. 3

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 4

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  5. 5

    国分太一の先行きはさらに険しくなった…「答え合わせ」連呼会見後、STARTO社がTOKIOとの年内契約終了発表

  1. 6

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  2. 7

    「べらぼう」大河歴代ワースト2位ほぼ確定も…蔦重演じ切った横浜流星には“その後”というジンクスあり

  3. 8

    100均のブロッコリーキーチャームが完売 「ラウール売れ」の愛らしさと審美眼

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  3. 3

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  4. 4

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  5. 5

    やす子の毒舌芸またもや炎上のナゼ…「だからデビューできない」執拗な“イジり”に猪狩蒼弥のファン激怒

  1. 6

    羽鳥慎一アナが「好きな男性アナランキング2025」首位陥落で3位に…1強時代からピークアウトの業界評

  2. 7

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 8

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  4. 9

    渡部建「多目的トイレ不倫」謝罪会見から5年でも続く「許してもらえないキャラ」…脱皮のタイミングは佐々木希が握る

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」