「西のマツコ・デラックス」野々村友紀子は“大阪おばちゃん枠”期待の超新星、彼女の強みは?
最近テレビで露出が急激に増えているのが、放送作家で芸人妻の野々村友紀子(46)。
よしもとのお笑い養成所NSC出身で「高僧・野々村」という女性コンビを組んでいたが、解散を機に放送作家に転身。夫は2丁拳銃の川谷修士(47)で、現在中3と中1になる娘を抱えつつ、12年から仕事に復帰。20代の頃は夫の2丁拳銃はアイドル的人気だったが、今やテレビの最前線に立っているのは妻の野々村のほうなのである。「夫婦共演やお宅拝見から、ピンでの仕事が増えていった。今やアンミカさんの“大阪のおばちゃん枠”を揺るがす存在」(テレビ関係者)とも言われ、収入も夫婦逆転しているともっぱらだ。同志社女子大学教授(メディア論)の影山貴彦氏は「西のマツコ・デラックス」と称してこう続ける。
■世の男性も気持ちよく転がされたい感覚に…
「マツコさんはエッジの効いた毒舌のように感じますが、ビジュアルに惑わされているだけで、発言だけを聞くと極めてまっとう。野々村さんも同じタイプでコメントから家事と育児をちゃんとこなしていることがわかり、一般の主婦と同じ価値観を持っている。上沼恵美子さんも普段料理をしているのが番組からにじみ出ているから主婦層に人気があるのです。また歯切れのいい毒舌の裏で、夫を立てつつも上手に転がしており、世の男性も気持ちよく転がされたい感覚にさせる。放送作家と芸人を経験しているがゆえのバランス感覚が強み。ポスト上沼にはまだ遠いですが、上沼恵美子さんのすぐ後ろを行く存在だと思います」
生活感のある本音を武器に“大阪のおばちゃん”がテレビ界を席巻か。