ドジャースに「フリーウエーシリーズ」の呪縛…大谷翔平の古巣エンゼルスとは通算73勝78敗と負け越し中
ドジャース・山本由伸(26)が日本時間12日、11勝目をかけて敵地アナハイムでのエンゼル戦に登板。初回に先頭弾を許し、5回途中6安打1本塁打6四死球、6失点で降板し、8敗目を喫した。14日には大谷翔平(31)が古巣相手に今季9試合目のマウンドに上がる。
ドジャースタジアム、エンゼルスタジアムを結ぶ州間高速道路にちなんで「フリーウエーシリーズ」の呼称で知られる両軍による交流戦。意外にも、ここまでド軍が73勝78敗と負け越している。
今年5月の対戦では菊池雄星(34)に6回途中3安打1失点に抑えられるなど、投打の歯車がかみ合わずにスイープされた。エ軍相手に2010年以来、15年ぶりの3連敗を喫して話題になった。
このフリーウエーシリーズは単なる交流戦と軽視できない。対エンゼルス戦の結果が、シーズンの成績を左右するケースが少なくないからだ。
前回、3タテを食らった10年はナ・リーグ西地区4位に終わるなど、エ軍相手に負け越した計5シーズンのうち、ポストシーズン(PS)進出を逃したのは3度(10年以降)。