酒も、麻雀も…まあ何につけホドにするのが平和の元ですが

公開日: 更新日:

 ほぼ一カ月間の稽古が終り、四日メデタク初日を迎えられまして、制作スタッフ現場スタッフ、キャスト共々、先ずはホットしまして。初日挨拶で、演出家も思わず感極まる処、アタクシめも、貰い感動、鼻がツンとしましたヨ。それ程コロナ猛威に脅かされ続けた日々、勿論只今現在もですがね。ホントに劇場側、制作部の方々の御苦労は並大抵じゃなく、頭を垂れます! アタシめも劇場と家だけの往復、当り前ですがね。

 扨、初日のお客様、御来場誠に有難うございました。沢山のお客様に身が引き締まりましたな。実演というものは、お客さんあってのもの! つくづく思いましたな。故・三波春夫サン曰く“お客様は神様です”本当にそうですな。お客サンがいなきゃ仕様がない! 只今神奈川芸術劇場で公演中の近松心中物語、如何ですかな。大兄諸氏、たまには芸術に、いや芝居見物でも。遥か昔の元禄時代の恋物語、ドーデス!? 良いモンですよ。さあ首を長くしてお待ち致しております。

 アタクシめの全くの個人的見解では、ヤッパリ本を読んでる方とか、映画、音楽、舞台等に興味のある方と云うのは、何か違いますなあ! 遠い遠い昔、街工場で働いてた頃、同じ上役のオッサン達にも、酒、麻雀、競輪、競馬と賭け事は何ンでもござれの人、まあバランス良くやっているのはマレで、大体が苦しい財政をやりくりしていて、毎日顔を合わせてもブスッとしている。少年心に毎日ツマラン顔して、このオッサンの家はどうなってんだ?なんぞと思ってましたなあ。しかし中には普通に明るくしてるオッサンもいて、こういう人なんかと話すと、含蓄のある言葉を軽く吐いて、あゝこういう大人が良いなあなんて思ったりしたモンですヨ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」