著者のコラム一覧
ラサール石井タレント

1955年、大阪市出身。本名・石井章雄(いしい・あきお)。鹿児島ラ・サール高校から早大に進学。在学中に劇団テアトル・エコー養成所で一期下だった渡辺正行、小宮孝泰と共にコント赤信号を結成し、数多くのバラエティー番組に出演。またアニメの声優や舞台・演劇活動にも力を入れ、俳優としての出演に留まらず、脚本・演出も数多く手がけている。石井光三オフィス所属。

久しぶりに味わう怒涛の日々…台本の書き直し作業に追われTwitterでボヤく暇もない

公開日: 更新日:

 久々に地獄を味わっている。現在水曜日の午前3時。6時までにはこの原稿を書き上げないと水曜日のコラムが飛んでしまう。

 なぜそんな状況かというと、もう2週間以上、今度やる芝居の台本の書き直しの作業に追われているからだ。なぜこんなことになったかは今の段階では詳しく書けないが、稽古開始までもう2、3日という状況で、制作側から大幅なストーリーの改変を迫られ、それを脚本家に投げていては演出プランを考える時間がなくなるので、私が脚本家に許可を得て書き直すことになったわけだ。

 そもそも私と座長である主演男優さんの「原作の世界観を重視した」脚本作りと、もっと一般受けするある意味よくあるベタな展開の脚本作りとのせめぎ合いの中で、結果的に制作側の意見をのまざるを得なくなり、2幕80ページの台本を、ここ3日で書く、という地獄が始まったわけだ。

 すでに前に1回書き直した段階で徹夜が続き、さらに現在2回目の書き直しになる。もう3日ぐらいほぼほぼ寝ていない。しかも、この間に再々演の「夫婦漫才」の舞台稽古と初日を開けなければならないのだ。執筆に割ける時間は、夜から朝までの間しかない。人間として立っていられる限界ギリギリまで追い込まなければならない。

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