著者のコラム一覧
SALLiA歌手、音楽家、仏像オタク二スト、ライター

歌って作って踊るスタイルで話題を呼び、「イデア」でUSEN 1位を獲得。2018年より仏像オタクニストの活動を始め、初著「生きるのが苦しいなら」は紀伊國屋総合ランキング3位を獲得。近著に「アラサー女子、悟りのススメ。」(オークラ出版)がある。

杉咲花主演ドラマ「恋です!」から考える本当のバリアフリーとは

公開日: 更新日:

■「バリアフリー」を考えるきっかけに?

 この作品を見ている中で考えさせられるのは、「本当に必要なバリアフリーとは何か?」ということ。そして「みんなにとって必要な“普通”の概念」についてだろう。

 不自由な人にとっての障壁を無くしていくことがバリアフリーだという認識を多くの人が持っているはずだが、現実のバリアフリーとはもっと奥が深く多面的に捉えなくてはならないようだ。政府広報オンラインではこう述べられている。

「私たちが暮らす社会には多様な人々がいます。外見や性格、価値観、能力も人それぞれ違います。年齢や性別、国籍、仕事、受けてきた教育や宗教、育った環境なども様々です。このように多様な人がいるにもかかわらず、多数を占める人に合わせて社会がつくられてきました。多数を占める人たちにとっては不便でもなんでもないことが、少数の人たちにとって、不便さや困難さを生むバリアとして存在しています」

 さらに「障害のある人もない人もすべての人が参加しやすい社会にしていく」ことを目指すことがバリアフリーだと定義づけられている。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」

  2. 2

    松下洸平結婚で「母の異変」の報告続出!「大号泣」に「家事をする気力消失」まで

  3. 3

    松下洸平“電撃婚”にファンから「きっとお相手はプロ彼女」の怨嗟…西島秀俊の結婚時にも多用されたワード

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  1. 6

    (1)広報と報道の違いがわからない人たち…民主主義の大原則を脅かす「記者排除」3年前にも

  2. 7

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  3. 8

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  4. 9

    自民党「石破おろし」の裏で暗躍する重鎮たち…両院議員懇談会は大荒れ必至、党内には冷ややかな声も

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」