著者のコラム一覧
ラサール石井タレント

1955年、大阪市出身。本名・石井章雄(いしい・あきお)。鹿児島ラ・サール高校から早大に進学。在学中に劇団テアトル・エコー養成所で一期下だった渡辺正行、小宮孝泰と共にコント赤信号を結成し、数多くのバラエティー番組に出演。またアニメの声優や舞台・演劇活動にも力を入れ、俳優としての出演に留まらず、脚本・演出も数多く手がけている。石井光三オフィス所属。

ストレスを加速させるマニュアル人間の増加…何が足りないのか?

公開日: 更新日:

「夫婦漫才」「本日も休診」という大劇場での2つの演出作品が相次いで千秋楽を迎えた。

 まだやらなければいけない仕事はあるのだが、どうも心や体が呆けてしまっていて、えいやっという力が入らない。これも老化なのだろうか。耳など確かに遠くなったようだ。

 それでなくても最近はなかなか会話が成立しづらいことが多い。これはもう若い頃からなのだが、「なかなか聞いてもらえない問題」というのが昔からの悩みだ。

 まず喫茶店やレストランで注文しようとして、ウエーターさんを呼ぶときだ。とにかく気付いてもらえない。普段から職業柄「声が大きい」とよく言われる。だからつい呼び声が小さくなる。これが全く気付いてもらえない。そこで少し声を上げて呼ぶのだが、これもまず聞こえたためしがない。席が近くの人にはすでに「さっきから気付いてもらえない人」ということが気付かれていて、ちょっと恥ずかしいことになっている。結局立ち上がって店員さんを呼びにいくか、大きな声を出す羽目になる。周りの人から振り返られる。これがほぼ毎回起こる。

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