ラサール石井
著者のコラム一覧
ラサール石井タレント

1955年、大阪市出身。本名・石井章雄(いしい・あきお)。鹿児島ラ・サール高校から早大に進学。在学中に劇団テアトル・エコー養成所で一期下だった渡辺正行、小宮孝泰と共にコント赤信号を結成し、数多くのバラエティー番組に出演。またアニメの声優や舞台・演劇活動にも力を入れ、俳優としての出演に留まらず、脚本・演出も数多く手がけている。石井光三オフィス所属。

立川談志と柄本明に共通する、楽に生きられない狂気と愛

公開日: 更新日:

 期せずして同じ日に2本のドキュメンタリーを見た。フジテレビの「ザ・ノンフィクション」。立川談志師匠が亡くなるまでの12年間を息子さんが記録した動画で構成された「切なくていじらしくてメチャクチャなパパ~家族が映した最期の立川談志~」、そして柄本明さんの「情熱大陸」だ。

 どちらにも何か同じ匂いを感じたのは続けて見たせいだろうか。2人とも落語家、俳優、共に演者であるという共通点以外に「楽に生きない」というか「生きられない」人なんだなあ、と思ったのである。

 我々凡人ならば、ある程度のキャリアに達すれば、後は楽に仕事を選んで楽に老いて淡々と暮らしていくのが普通であるが。どうもそれでは済まない。

 強烈な現状否定。常に己と葛藤し、自己の美学を追求する。

 談志師匠が晩年に夫婦喧嘩の末に1年も別居し、弟子も置かずに掃除もおぼつかない散らかった古マンションに独り暮らししていたとは知らなかった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の芸能記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    シートベルト着用が致命傷の盲点に…後部座席の警察官が内臓破裂で死亡

    シートベルト着用が致命傷の盲点に…後部座席の警察官が内臓破裂で死亡

  2. 2
    「眞子さまの乱」(20年11月)は国民の常識の一歩も二歩も前を行っていた

    「眞子さまの乱」(20年11月)は国民の常識の一歩も二歩も前を行っていた

  3. 3
    日テレ「笑点」林家三平にメスは入るか 加入から5年目でもキャラを確立できず

    日テレ「笑点」林家三平にメスは入るか 加入から5年目でもキャラを確立できず

  4. 4
    巨人また赤っ恥! 陽岱鋼「5年15億円」の破格契約が切れた途端にトンズラ退団

    巨人また赤っ恥! 陽岱鋼「5年15億円」の破格契約が切れた途端にトンズラ退団

  5. 5
    “陽岱鋼ショック”に揺れる原巨人 日本ハム自由契約の大田泰示「出戻り実現」の可能性はビミョー

    “陽岱鋼ショック”に揺れる原巨人 日本ハム自由契約の大田泰示「出戻り実現」の可能性はビミョー

もっと見る

  1. 6
    だれ?だれ?NHK紅白出場者の名前を聞いてもわからない…

    だれ?だれ?NHK紅白出場者の名前を聞いてもわからない…

  2. 7
    TBS日曜劇場「日本沈没」はフシギなドラマ 陳腐な内容なのに視聴率は好調

    TBS日曜劇場「日本沈没」はフシギなドラマ 陳腐な内容なのに視聴率は好調

  3. 8
    “唯一無二”の段田安則はドラマに引っ張りだこ! 岸田総理そっくりでも支持率は高い

    “唯一無二”の段田安則はドラマに引っ張りだこ! 岸田総理そっくりでも支持率は高い

  4. 9
    グラドル森咲智美さん「旅行にもいけないので逆張りで航空会社と鉄道会社の株式を購入しました!」

    グラドル森咲智美さん「旅行にもいけないので逆張りで航空会社と鉄道会社の株式を購入しました!」

  5. 10
    ひろゆきも指摘!10万円給付うち5万円分クーポンで…「事務費1200億円」に膨張の愚

    ひろゆきも指摘!10万円給付うち5万円分クーポンで…「事務費1200億円」に膨張の愚