アチャー!骨折した小倉一郎サンを迎えに…特急か何だかの列車で何と寝過しましてネ

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 エ~、前々回去年の十二月二十三日発売の本紙で北大路欣也さん主演ドラマ「さすらい署長スペシャル」で、福島はいわき市に行った話を綴らせて頂きましたが、このロケで小倉一郎サンと会いまして、まあ出番が違うから多分会えないだろうなと思ってやしたら、アタシの事務所に電話があり、骨折したので帰京出来ずにアタシを待ってると連絡が入り、アリャそれはそれはってんで、指定された列車に乗り、いわきの一ツ前の駅湯本に向いました。

 特急か何だかの列車で、二時間半程の行程でして、ところが何と寝過しましてネ。アチャー!!てんで最終駅いわきで降りまして。ところがもうすでに列車は全て終ってまして、十時半位でしたかネ。で制作部に迎えに来て貰いまして。シカシ寝過すなんて、何十年も前に東映時代に一回やったきりぐらいで、イヤ焦りましたわ。アタシともあろうモンがです。

 でまあ十一時過ぎてましたかね。押っ取り刀でまあ深夜に、小倉氏を訪ねたのであります。この小倉一郎ってお人、見かけと違って芯の太い人。いや参りました、なんてニコニコと迎えてくれて、アタクシ共の世界ってのは、一度共演して仲良くなっても、次に会ったら十年振りなんて世界でしてネ。小倉氏も二十年程前だったかに共演して、二十年振りに去年の十一月、映画の仕事で。コノ映画、タイトルが“それいけ!ゲートボールさくら組”藤竜也サン主演で森次晃嗣サン、大門正明サン、小倉一郎サン、アタシ石倉三郎と云う、七〇過ぎた男達の話でして、そうか小倉氏もいい歳なんだナーと。そしたら次が今回のさすらい署長と立て続けに会ったりして、まあお互いこんだけ古いとホント昔話に花が咲いて、つきないですナー。こういう時、あーまあまあソコソコ生きてきて良かったナーなんてガラにもなくジワーっとするもんでアリマス。

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