菅田将暉「ミスなか」ラスト2話からフジ月9の“第2次黄金期”が始まりそうだ
これまで世帯視聴率2ケタをキープ、録画や配信による視聴も多く、オリコンによる満足度調査でもトップと、「今期ナンバーワンのドラマ」ともっぱらだ。菅田将暉(29)主演のフジテレビ月9「ミステリと言う勿れ」(ミスなか)は、地上波の冬ドラマが次々と終了する中、21日の第11話、28日の第12話と、あと2話も残している。
「民放では大体3月最終週と4月第1週は改編期特番が並ぶので、GP帯の連ドラが3月最終週まで続くというのは異例です。でも、他に連ドラを放送していない時期にクライマックスを迎える『ミスなか』は視聴率的にも有利で、ラスト2話はさらに盛り上がると、局内の鼻息は荒いですね」(広告代理店関係者)
テレビコラムニストの亀井徳明氏は「原作ファンにとってはいろいろ言いたいこともあるでしょうが、地上波ドラマとしては大成功」と、こう続ける。
「視聴率で一時期低迷していたフジ月9は、医療ものや事件ものといった地上波テレビをリアルタイムで見る層にアピールすることで数字を回復させてきました。今回の『ミスなか』は、そうした“保守的視聴者層”からは敬遠されそうな作りなのに、世帯視聴率を確保できているのがすごい」