菅田将暉「ミスなか」ラスト2話からフジ月9の“第2次黄金期”が始まりそうだ

公開日: 更新日:

 これまで世帯視聴率2ケタをキープ、録画や配信による視聴も多く、オリコンによる満足度調査でもトップと、「今期ナンバーワンのドラマ」ともっぱらだ。菅田将暉(29)主演のフジテレビ月9「ミステリと言う勿れ」(ミスなか)は、地上波の冬ドラマが次々と終了する中、21日の第11話、28日の第12話と、あと2話も残している。

「民放では大体3月最終週と4月第1週は改編期特番が並ぶので、GP帯の連ドラが3月最終週まで続くというのは異例です。でも、他に連ドラを放送していない時期にクライマックスを迎える『ミスなか』は視聴率的にも有利で、ラスト2話はさらに盛り上がると、局内の鼻息は荒いですね」(広告代理店関係者)

 テレビコラムニストの亀井徳明氏は「原作ファンにとってはいろいろ言いたいこともあるでしょうが、地上波ドラマとしては大成功」と、こう続ける。

「視聴率で一時期低迷していたフジ月9は、医療ものや事件ものといった地上波テレビをリアルタイムで見る層にアピールすることで数字を回復させてきました。今回の『ミスなか』は、そうした“保守的視聴者層”からは敬遠されそうな作りなのに、世帯視聴率を確保できているのがすごい」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    朝ドラ「あんぱん」豪ちゃん“復活説”の根拠 視聴者の熱烈コールと過去の人気キャラ甦り実例

  3. 3

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  4. 4

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  5. 5

    「時代と寝た男」加納典明(17)病室のTVで見た山口百恵に衝撃を受け、4年間の移住生活にピリオド

  1. 6

    中居正広氏に降りかかる「自己破産」の危機…フジテレビから数十億円規模損害賠償の“標的”に?

  2. 7

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  3. 8

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 9

    「こっちのけんと」の両親が「深イイ話」出演でも菅田将暉の親であることを明かさなかった深〜いワケ

  5. 10

    長嶋一茂が父・茂雄さんの訃報を真っ先に伝えた“芸能界の恩人”…ブレークを見抜いた明石家さんまの慧眼

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  2. 2

    大谷 28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」とは?

  3. 3

    学力偏差値とは別? 東京理科大が「MARCH」ではなく「早慶上智」グループに括られるワケ

  4. 4

    ドジャース大谷の投手復帰またまた先送り…ローテ右腕がIL入り、いよいよ打線から外せなくなった

  5. 5

    よく聞かれる「中学野球は硬式と軟式のどちらがいい?」に僕の見解は…

  1. 6

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  2. 7

    進次郎農相の「500%」発言で抗議殺到、ついに声明文…“元凶”にされたコメ卸「木徳神糧」の困惑

  3. 8

    長嶋茂雄さんが立大時代の一茂氏にブチ切れた珍エピソード「なんだこれは。学生の分際で」

  4. 9

    (3)アニマル長嶋のホームスチール事件が広岡達朗「バッドぶん投げ&職務放棄」を引き起こした

  5. 10

    米スーパータワマンの構造的欠陥で新たな訴訟…開発グループ株20%を持つ三井物産が受ける余波