名作映画「ひまわり」の再上映が広がる 第2次大戦のウクライナ舞台、一部は寄付へ

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 ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナで撮影された1970年の名作映画「ひまわり」。第2次世界大戦で引き裂かれたイタリア人夫婦を描くこの映画を現在の情勢に重ね、再上映する動きが各地で広がっている。興行収入の一部は戦争被害への人道支援に充てられる。

「ヒマワリや、どの木の下にもイタリア兵やロシアの捕虜が埋まっています」。地元の女性が語る有名なヒマワリ畑のシーンは、首都キーウから南に約500キロ離れたヘルソン州で撮影された。

 配給会社「アンプラグド」劇場営業担当の池田祐里枝さん(34)は、ウクライナ侵攻の映像をテレビで見て、このシーンを思い出したという。

 早速親交のある映画館3館に打診したところ、すぐに再上映が決定。ツイッターなどで告知すると、全国の映画館や自主上映のホールからも問い合わせが相次いだという。

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