“眞子さん就職”で相次ぐ小室圭さん「無職報道」だが…3度目の正直もあり得るワケ

公開日: 更新日:

  21年10月に小室圭さんと入籍、11月に渡米し現在ニューヨークで生活を送る秋篠宮家長女の眞子さんが、「メトロポリタン博物館(MET)に就職」という報道が相次いでいる。

 きっかけは2月3日、METホームページに掲載された、沖縄出身の彫刻家で画家の山田真山(やまだしんざん)の絵画「『發心 出家』一遍聖絵の場面より」の解説文に記された「Mako Komuro」の署名。眞子さんはMETでアジア美術コレクションのアシスタントキュレーターとして無給で勤務していると、現地メディアに報じられた。

「眞子さんはかねてから日本美術に関する仕事に就きたいという要望を持たれ、国際基督教大学在学中に学芸員の資格を取得し、英国のエディンバラ大学で美術史を学ばれ、レスター大大学院では博物館学の修士号を取得。結婚までの5年ほど、東京大学総合研究博物館の特別研究員として東京駅駅前にあるインターメディアテクに週3回勤務していました。METに影響力を持つ元駐日大使のキャロライン・ケネディ氏と面会するなど、かねてからMET就職の噂が絶えませんでした。今回の解説文もMET日本美術部門のトップがサポートしています。そのため、正規職員として採用される可能性が高いようです」(皇室担当記者)

 一方、夫の小室さんは、日本時間の15日に発表予定とされるNY州司法試験の結果を待っている状況だ。不合格となった昨年7月の受験以来、2度目となった2月の試験だが、2月は7月に比べて合格率が低い傾向にあるという。そのため週刊誌などは、小室さんが再び不合格となった場合、勤務する現地法律事務所を解雇され無職になる可能性が高いと言及している。

眞子さんのビザ取得が濃厚か

 だが、NY州の弁護士資格を持つ山中眞人弁護士はこう言う。

「勤務先への根回し次第ですが、仮に今回の試験が再び不合格だったとしても、すぐに解雇ということにはならないでしょう。また、小室さんが今の勤務先との間でターゲットは2月ではなく、合格率の高い7月にすると合意している可能性もあります。特に2月の試験である程度点数が取れていれば、7月の試験結果が出るまで今の事務所との雇用契約が継続する可能性は十分にあります」

 問題はまもなく切れようとしている小室さんのビザだが、学生ビザ「OPT」から就労ビザ「H‐1B」への切り替えは簡単ではないという。

「小室さんの場合、司法試験をパスすることが大前提です。仮に雇用契約が継続されて雇用証明書が出ても、就労ビザをなかなか取得できない可能性があります。雇用証明書を早期に出してもらうには、少しでも早くNY州弁護士の登録を済ませることが望ましいです」(山中弁護士)

 2月の試験に是が非でも合格して再々受験は避けたいところだが、眞子さんが芸術や化学などの分野で卓越した人に与えられるビザ取得を目指し、小室さんは配偶者ビザを取った上で司法試験の受験を続ける可能性もないわけではない。

 小室さん夫妻は、晴れてNYの地にとどまることができるか。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    「汽車を待つ君の横で時計を気にした駅」は一体どこなのか?

  2. 2

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 3

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  4. 4

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  5. 5

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  1. 6

    “裸の王様”と化した三谷幸喜…フジテレビが社運を懸けたドラマが大コケ危機

  2. 7

    森下千里氏が「環境大臣政務官」に“スピード出世”! 今井絵理子氏、生稲晃子氏ら先輩タレント議員を脅かす議員内序列と評判

  3. 8

    人権救済を申し立てた国分太一を横目に…元TOKIOリーダー城島茂が始めていた“通販ビジネス”

  4. 9

    大食いタレント高橋ちなりさん死去…元フードファイターが明かした壮絶な摂食障害告白ブログが話題

  5. 10

    菅田将暉「もしがく」不発の元凶はフジテレビの“保守路線”…豪華キャスト&主題歌も昭和感ゼロで逆効果

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々