天野ひろゆきさん「これからという時にゴメンな」人生を変えたがん闘病中のマネージャーのひと言

公開日: 更新日:

天野ひろゆきさん(キャイ~ン/52歳)

 今春から新たなレギュラー番組も始まり、活躍し続けている芸人、キャイ~ンの天野ひろゆきさん。その瞬間は、まだ売れる前のデビュー当時から担当してくれたマネジャーが闘病中の時期に、お見舞いに訪れた際に言われた一言。芸人とマネジャーの厳しくも温かい関係について語ってくれた。

 ◇  ◇  ◇

■寺田農似でやさしかった

 事務所に入り、ウドちゃん(ウド鈴木)と組むことになって、最初についてくれたマネジャーが矢島さん。僕らの前はルー大柴さんの担当をされていて、役者の寺田農さんに似た感じのやさしい方でした。

 1991年くらいに、他の事務所がまだ事務所ライブをやっていない時期から矢島さんはライブを任されて、舞台の小道具づくりから本番の音響、照明を一人でやってましたよ。

 当時はずんも別々のコンビで、僕やアニマル梯団とか8組くらい。それが浅井企画のダイナマイトショーという今も続くライブの1回目。矢島さんがそのライブの礎を築いたんです。

 矢島さんは、20代前半の僕らから20歳くらい上だから、かなり年上なのに、まだぺーぺーの僕は生意気なことを言って困らせてました。

「前説の仕事はあまりやりたくない」「大学出て事務所に入ったんだから給料もらえないと困る」とか、今思えばワガママばかり(笑)。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋