中居正広「音楽の日」欠席でますます高まった TBS安住伸一郎アナ“代役不在”の値打ち
元SMAPの中居正広(49)が16日放送の「音楽の日2022」(TBS系)を虫垂炎のため欠席した。同番組は、11年から毎年放送され、今年で12回目。総合司会の中居の代役は立てず、安住紳一郎アナ(48)と江藤愛アナ(36)の進行のみで8時間の生放送を乗り切った。
今回、中居以外にも新型コロナ感染関連でOfficial髭男dism、King Gnu、NiziUなどアーティストの欠席が続出。近年はMCを複数人で担当したり、“代打”も一般化。ダウンタウンの松本人志(58)の代わりにJP(38)、和田アキ子(72)の代わりにMr.シャチホコ(29)が代役をつとめる“モノマネタレント代打”も視聴者に受け入れられ、ネット上では「中居の代打は誰?」といった大喜利もあがっていた。
■2日間で12.5時間の生放送を担当
コラムニストの桧山珠美氏がこう言う。
「コロナ禍になって、MCですら代替可能だと大きく概念が変わった。そんな中でも替えがきかないタレントは、タレント名のついた冠番組を持つ、タモリさん、所ジョージさんなどレジェンドクラスとピン芸人で冠番組を持つ有吉弘行さんくらい。中居さんは『音楽の日』初回から総合司会をつとめ、中居さんの冠番組と同等で、TBSは今回“永久欠番”という形をとったのでしょう。それよりも安住アナが欠席だった場合の方が局側のダメージは大きいのでは。安住アナほどの万能な男性アナはいないし、代打となれば男性アナが複数でこなしてやっとでは。好感度、フリー転向に目もくれず長年会社員として勤務する姿勢含め、追随する人材は皆無に等しいでしょう」
安住アナは音楽の日から続けて「情報7days ニュースキャスター」、翌日10時には「安住紳一郎の日曜天国」(TBSラジオ)に出演し、2日間で12.5時間の生放送を担当し、SNS上で“働き過ぎ”を指摘されるほど。中居の不在で安住の値打ちはますます上がった。