歌舞伎俳優・片岡松十郎さんはサッポロ黒ラベル派 ビールの「いい思い出、悪い思い出」

公開日: 更新日:

■片岡仁左衛門さんに「歌舞伎界の恥や」と怒られた大谷山荘事件

 ビールではいい思い出も悪い思い出もあります。

 山口の「ルネッサながと」という劇場に、巡業で行った時のことです。大谷山荘というとても格式高い旅館に宿泊させてもらえることになりまして。

 食事が終わって飲み足りないので、数人でもう少し飲もうかとなって2階の広いロビーに集まりました。立派なテーブルと椅子もあって、フロントにビールを頼むとご厚意で岡持ちで4本ずつ持ってきていただけるというので、いい気分でかなりの量を飲みまして。そこは床にフカフカの絨毯が敷かれ、天井も高い。先輩が「ちょっと横になってみたら気持ちええよ」とおっしゃられたのでやってみたら、フカフカの感触の気持ちよさに、飲んでは横になりを繰り返しているうちに僕ともう一人だけがつい眠ってしまった。

 気がついたら人が行き交っていて、朝になっていました。そこは朝食会場に行く通路になっていて、たくさんの人に寝ている姿を見られてしまいました。その時は旦那にバレてなかったみたいで。2カ月くらいしてからですね、ふたりっきりのお仕事の時に「大谷山荘のロビーで寝ていたのか」と聞かれ、笑っていただけると思って、「飲みすぎまして。あまりに気持ちいい絨毯だったので」と答えました。そうしたら、「あそこはルネッサながとで歌舞伎をご覧になるお客さまがお泊まりになるところや。役者がロビーで寝ててどうするんだ。おまえは歌舞伎界の恥や」と本気で怒られました。旦那は今はもうお忘れになられていると思いますが……。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(2)2018年に次男が急逝「息子だけど、音楽の、とても良い仲間でもあった」

  2. 2

    八村塁の「レイカーズ電撃復帰」に現実味 2兆円新オーナー誕生でドンチッチとのコンビ復活へ

  3. 3

    京都・向日市、府内初の130メートル級、ゆがんだ建設計画に立ち向かう辣腕弁護士

  4. 4

    フィフィ氏とYouTube元制作者の間に何があった? 食い違うそれぞれの主張【後編】

  5. 5

    Snow Man佐久間大介が城西国際大学メディア学部映像芸術コースで培った“強力な武器”

  1. 6

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  2. 7

    フジテレビ堤礼実アナの「ミニスカ」は問題なのか? “顔面アップ”に続く過剰反応で消滅危機

  3. 8

    東京・日本橋、首都高のフタ取れ 川沿いを楽しく歩ける街に

  4. 9

    自民党新幹事長は有村治子総務会長の横スベリか… 安倍人事をなぞるのが高市人事

  5. 10

    蒼井優が夫・山里亮太との初共演で母性見せるも…元“恋多き女”に立ちはだかる「共演NG」問題