出川哲朗「キワモノ→好感度タレント」への分岐点…芸風を貫き通せた母のひと言

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 好感度のバロメーターであるCMへの起用が増え始めたのが、2011年ごろ。

■「横浜の恥」と言われた過去

「90年代に『ビートたけしお笑いウルトラクイズ』などでの体を張った芸で、出川はダチョウ倶楽部の故・上島竜兵さんとともにリアクション芸人として広く認知されるようになりましたが、20〜30代の頃はもっとスリムで今より血気盛んで尖っていた印象でした。世間の見方が変わったのが、07年放送開始の『世界の果てまでイッテQ!』あたりから。40代に入ってからは老若男女に愛される親しみやすさがプラスされ、人気企画『デヴィ夫人の死ぬまでにやりたい10のコト』や『出川イングリッシュ』などで、だんだんとお茶の間にも受け入れられるようになってきました」(前出・スポーツ紙記者)

 出川自身も話しているように舞台でネタを披露する芸人と違い、収録現場での“リアルガチ”で勝負するリアクション芸人を自認。37年の芸歴の中で世間の評価に迎合せず芸風を変えずに来られたのは、11年に亡くなった母・泰子さんの一言だったという。出川は「プロフェッショナル」で次のように語っている。

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