号泣の渋野日向子に「スイングより、歩き方から見直せ!」スポーツサイエンスの第一人者が指摘
もはや崖っ淵に指先が引っかかっている状態だ。
前週まで年間ランキング102位だった渋野日向子(26)が通算イーブンパーで4大会連続の予選落ち。予選カットラインに1打届かなかった。どうしてもバーディーが欲しい18番パー5。フェアウエーからの2打目は右の池ギリギリのラフに止まった。アプローチはグリーン左奥へこぼし、チップインを狙った4打目はカップの左を通過。パーでホールアウトすると何度も涙を拭った。
今後はキャンセル待ちのアジアシリーズ4大会に出場できなければ、11月の「ザ・アニカ・ドリブンbyゲインブリッジatペリカン」1試合だけで、来季のフルシード圏内の80位以内を狙うことになる。今の状態なら準シードの100位以内にも食い込めないかもしれない。
渋野は「理想のドローボールが打ちたい」と、スイングの事ばかり考えているようだが、プレー中の歩き方を軽視していないか。大事な場面でミスをするとガックリ肩を落とし、うつむき加減に歩くことはスコアを崩す要因になる。
数多くのアスリートを指導してきた運動生理学などスポーツサイエンスの第一人者である田中誠一氏(東海大名誉教授)がいう。