今オフ史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

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「日本球界は今オフ、入札ラッシュになる」

 とは、米ア・リーグのアジア担当スカウト。すでに球団からポスティングシステムでのメジャー挑戦が容認されているヤクルトの主砲・村上宗隆(25)だけでなく、

西武高橋光成今井達也のダブルエース、巨人の4番・岡本和真阪神の右腕・才木浩人の4人も球団からポスティングによるメジャー移籍を認められると聞いている。すでに代理人の選定も済んでおり、メジャー球団は入札申請が決定事項と認識している。27日のDeNA戦でヤンキース、ホワイトソックスなどの6球団が岡本を視察したように、夏以降は獲得に興味を持つ球団による各選手のチェックが本格化していた」

 というのだ。

 西武の高橋光(28)、今井(27)のドラフト1位コンビは、かねて球団にメジャー挑戦を直訴。高橋光は昨オフのポスティングが容認されていたが、昨季は15試合に登板して0勝11敗(防御率3.87)。まさかの未勝利に終わったことで、延期した経緯がある。

「プロ11年で73勝を挙げている高橋光に加え、9年で57勝の今井まで流出すれば、チームにとっては大打撃。それでも、本人の意志は固く、今季9勝5敗で3年連続2ケタ勝利に王手をかけている今井の貢献度を球団も認めざるを得ないという結論に達したようだ。今井本人はここにきて『(球団に)メジャーに行きたいとは一言も言ってないですし』と言っているようですが、すでに話し合いは進んでいると聞いています」(西武OB)

 巨人の岡本(29)も悲願をかなえる。昨オフの契約更改後の会見で、「昔から憧れていた場所、目標にしている場所でもある。毎年、上を目指してやっている。野球をしていたらそういう目標をみんな持っている。僕もそのひとり」と初めて公の場で口にしたが、以前から球団幹部には希望を伝えていた。2015年にドラフト1位で入団、4年目の18年に「4番」に座ると、そこから6年連続30本塁打以上。本塁打王3度、打点王2度と文句のつけようがない実績を残してきた。今季は5月の阪神戦の守備で、打者走者の中野と交錯し、左肘の靱帯損傷で3カ月の長期離脱。チームもV逸し、「メジャー挑戦は延期」という見方も広がったが、今月14日には国内FA権を取得した。どのみち海外FA権を取得する来季終了後には、権利を行使してメジャー挑戦する。本人も球団もポスティングによる譲渡金をチームに残しての移籍がベスト、と考えるのは自然だろう。

 意外なのは、阪神の才木(26)だ。

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