弟子入り志願者が来るとまず、「よしたほうがいい」と説得します

公開日: 更新日:

 付け加えれば、講談のリズムとメロディーを会得したから、三三の落語は耳に心地よいのだと思う。

 彼の実力と人気からして、弟子が一人もいないのは意外である。最後に、そのことを聞いてみた。

「別に弟子は取らないと決めているわけじゃないんです。取らなきゃいけないとも思ってませんが。弟子入り志願者が来ると、まず、『よしたほうがいい』と説得します。若い人は第1次産業で働くべきで、芸人になる人はごく少数でいいと思ってますので、誠心誠意お断りする。それで皆さん聞き分けが良くて、あきらめちゃうんですね(笑)」

 どうしても落語家になりたいと粘れば、入門を許されることもあるだろうに。今後、三三の弟子になる者が出てくるのか、楽しみにしている。(おわり)

(聞き手・吉川潮

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網