安倍首相“側近”の甘利明氏「女系天皇容認」発言の狙い

公開日: 更新日:

「どういう意図の発言なのか」――。自民党甘利明税調会長の発言に、自民党内が揺れている。24日、皇位継承について「男系を中心に順位をつけ、最終的選択としては女系も容認すべきだと思う。順位をつけてきちんと対処できるようにしておくのはいいことだ」と、フジテレビ系の番組で発言したのだ。

 安倍首相や安倍応援団は、“女性天皇”には反対の立場だ。なのに、甘利氏は“女系天皇”まで容認した。甘利発言によって、この先、女系天皇論が沸騰する可能性がある。自民党内に波紋が広がっているのは、甘利氏が安倍側近だからだ。なぜ、側近の甘利氏は、安倍首相の主張と真逆の発言をしたのか。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏がこう言う。

「いま安倍首相がホンネを語る側近は、甘利明氏と下村博文氏の2人だけでしょう。女系天皇を容認する甘利発言は、事前に安倍首相から了解を取っているはずです。恐らく、安倍支持層が“女系天皇”にどう反応するのか確認するためのアドバルーンでしょう。安倍政権は先送りしていますが、皇位継承に関する議論は、一連の皇室行事が終わる来年4月以降、はじめざるを得ない。平成の天皇陛下の退位を実現する特例法の付帯決議は、安定的な皇位継承の議論を“退位後速やかに”行うよう政府に求めています。その時に備えてアドバルーンを揚げたのでしょう」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本の民主主義にとって百害あって一利なしの内閣広報官

  2. 2

    原巨人トレード放出“次の大物”は?田口麗斗電撃移籍の波紋

  3. 3

    G戸郷“実室2年目”ジンクス打破の予兆 桑田指導にモノ申す

  4. 4

    脚本に酷評続々「ウチ彼」…唯一救いは岡田健史の存在感

  5. 5

    150人が殺到 久美子氏の誕生日「晴れ舞台」で迫られた弁明

  6. 6

    内閣広報官に小野日子氏内定 迷走していた後任選び全内幕

  7. 7

    ビールかけで転倒し尻に瓶刺さり流血…10針縫って二次会へ

  8. 8

    山田広報官バブリーな感覚 “ごっつぁん体質”でワイン好き

  9. 9

    巨人「田口↔広岡」トレードの背景に坂本勇人の後継者問題

  10. 10

    100歳まで生きる時代 老後資金は3つのステージで準備する

もっと見る