『イン・マイ・ライフ』のけれん味ないリズムが「老成」した歌詞とぴったり
アルバム『ラバー・ソウル』(1965年12月3日発売)⑤
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■『イン・マイ・ライフ』
「老成」という言葉が浮かんでくる曲である。
このときジョンは弱冠25歳。でも今の25歳とは違う。戦後生まれで、当時まだ10代後半だったベビーブーマーが世界中にうようよいた時代。1940年生まれの25歳はお兄さんである。
さらに他のメンバーに先駆けて、さっさとシンシアと結婚し、さっさと長男ジュリアンが生まれている。ある意味、老成しても当然なのだ。
歌詞の内容は、人生を振り返って、忘れられない場所や人のことを思い巡らせるもの。そして「それら以上に君を愛する」──。
まるで死の間際、ベッドの上で愛妻に語りかけるような内容である。
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